2007/03/05 
2008.08.04  

第6話 魔法のつぼ刺激トントン

あなたの足を引っ張るマイナス感情を消去することが、

夢(目標)達成を早めます!

 

今回は私の仕事についてご紹介します。社員や管理職対象の研修や、経営者や

個人のセッションを通して目標達成や自己実現を支援することが私の主な仕事です。その手段としてコーチングや選択理論心理学やTFTを活用しています。

特にモチベーションアップ、リーダー育成、人間関係を良くすること、心理的問題の解消が得意です。今回は心理的問題について取り上げてみましょう。

 

 

私達は、快を求め、不快をさけようとして行動しているといわれますが、夢(目標)を叶えようと行動するときにも、快・不快の原則が働いています。

 

目標を達成することやそれに向けて頑張ることが快であれば、行動するときの原動力となり、目標の実現化は早くなります。

ところが多くの場合、脳は急な大きな変化を望みません。だから、目標に向って自分を変えようとすればするほど、不安や恐れなどの不快(マイナス)感情が強くなって、それがメンタルブロックとなり、行動できないことがでてきます。また、そのほか、日常的な悩みや、過去の嫌な経験などが足を引っ張る場合があります。

 

自分の足を引っ張っている、仕事や日常生活における不快(マイナス)感情を消去できたら、目標の実現は、もっと楽に、早くなりますね。 

でも、人間関係の怒りや悲しみや、経営の不安、営業の不安、スピーチの恐怖、電

話営業の不安、対人不安などはなかなか改善しないものです。頭では分かっていても、マイナス感情は出てくるし、冷や汗は出てくるし、身体も動かなくなります。改善には強い意志と努力と忍耐が必要です。私も長い間そう思っていました。

  

ところが、とんでもないものに出会ったのです!

 

仕事や日常生活の不安や恐れや怒りや悲しみはもちろん、外すことが難しいといわれるトラウマさえも、10分から20分で解消することができる方法があったのです!

どうですか?知りたいと思いませんか?

 

私はすぐに修得し一般の人に指導できる資格を得ました。そしてこれを多くの人に伝えることが私の役目だと自覚しました。

それがTFT(思考場療法)です。

 

TFTのことを日本TFT協会のホームページには次のように説明してあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

TFTは、Thought Field Therapy のことで、日本語にすると「思考場療法」といいます。米国心理学のパイオニアの一人であったRoger Callahan博士が20年以上前から発見し、発展させてきたものです。当時、彼のクライアントであった深刻な水恐怖症の女性にタッピングしてもらったところ、すぐに治ってしまったことが始まりです。

 日本人にはお馴染みの鍼の経穴をタッピングで刺激をして、心理的問題を除去する療法です。人が問題について考えたときには、その思考場に集中します。心理的問題の根本的な原因は、思考場にあるパータベーション(心的動揺)だと考えています。このパータベーション(心的動揺)をTFTのタッピングで取り除くことによって、問題のある思考場に集中しているときの経絡(エネルギー・システム)のバランスを整えて、心理的問題を消去するものです。TFTは症状の原因だけを取り除くので、記憶も認知も信念もそのままです。

 TFTの取り扱う分野はとても広いのです。例えば、不安、恐怖、依存的衝動、心的外傷(トラウマ)、怒り、罪悪感、強迫、パニック、自己破壊的状態、抑うつ、身体的疼痛、恥、能力の向上、イメージの困難さ、時差ぼけなどです。

 その簡単な方法もさることながら、効果に即効性があり(早くて数分)、副作用がない上に、セルフケアに使えるというユニークな特徴があります。その上、赤ちゃんからお年寄りの方、動物まで行えるのです。ですから、現在日本でも医師、心理士、鍼灸師を初めいろいろな専門家の方々が臨床で実践し始めています。

 実践の方法も、様々です。いつでも誰でも行えるアルゴリズムを使った方法から、必要なときに電話で行えるボイステクノロジーという方法もあります。

 問題が再発した場合には、その原因と思われる物質の特定もします。また、HRV(心拍変動)の器械を使って、症状や自律神経改善の測定、そして研究も行っています。
そして、まだ発展をとげているのです。 (日本TFT協会ホームページより引用)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私から少し説明を加えると、TFTは、アメリカでの9・11テロや、チェルノブイリ原発事故の被災者の精神的苦痛を短時間で取り除くことに成功し、世界中で、今、最も注目されている最先端の心理療法であり、カウンセリングの方法です。

医療分野はもちろん、ビジネス、教育関係、福祉関係、スポーツ等の幅広い分野でのメンタルケアやストレスマネジメントツールとして活用されています。

 

私はこれを、主にビジネス分野で活用しているのです。

経営の不安、営業の不安、スピーチの恐怖、テレアポ(電話営業)の不安、対人不安などの心理的問題を解消しています。職場の人間関係の改善、能力アップにも使えます。

あなたもTFTを体験し、不安や恐れや悩みを消去し、夢(目標)実現を早めませんか?

 

TFTの特長は、小学生でも自分でやれるほどやり方が簡単で、しかも、他のカウンセリングやセラピー方法と比べると信じられないほど短時間で解消します。

 

 

信じられないほど短時間と言っても、どの程度なのか想像がつかないでしょうから、実際に私のクライアントの例をあげてみますね。

クライアントがそのときに自覚しているマイナス感情を、0点(苦痛なし)から10点(最も苦痛)で点数化してもらい、改善度が客観的に分かるようにしています。

 

恐喝された恐怖 10点→0点  20分

三年間の恨み  10点→5点  5分  → 0点  10分

スピーチの恐怖  9点→0点 25分

閉所恐怖    10点→ 2点 13分

上司が嫌い   8点→ 0点  15分

 

その症状に応じて、ツボをある順番でクライアント自身に叩いて(タッピングして)いただくだけで、このような結果が出ます。

 

恐喝に遭ったことがきっかけで、知らない人と会うのが怖くなっていた方の場合の例をあげてみましょう。この方とはファミリーレストランである仕事の打ち合わせをしていたのですが、何かのきっかけで恐喝に遭った話になったのです。その瞬間、恐怖が蘇ってきて震え始めたので、急遽、TFTをすることにしました。トラウマの解消方法を使うことにしました。ご本人に自分でツボをタッピングしていただくので、ツボの場所や叩き方を指導しながらやると、一通り行うのに、5、6分かかります。(「5、6分しかかかりません」と言うべきかもしれません)

とにかく一通り見よう見まねでやっていただくと、10点から8点に改善しました。

二度目で5点、三度目でほとんど気にならなくなったのですが、念のためもう一度行っていただきました。途中で、よりよくイメージしていただくことや、ご本人の感想を聞きながらおこなったので、20分ほどかかりましたが、実際にタッピングをしている時間の合計は10分くらいです。慣れると一通り行うのに1〜2分ぐらいでやれます。

 

その人により異なりますが、ツボを、ある順番に自分で叩くだけで、このような結果が出るのです。その上、学んだその日から、自分で使えるのも特長です。

 もちろん副作用はありません。タッピングをする前とあとの血流を調べた人がいますが、血流も良くなったそうです。ツボを叩くのですから身体も健康になっていくのでしょう。

私も、体験するまでTFTを信じていませんでしたから、興味ある方は、是非体験してみてください。講習会を開いていますし、個人的にも伝達できます。個人セッションで、トラウマを外すこともしています。

 

TFTを日常生活に取り入れて、心身共に健康でより楽しい人生にしていただくように願っています。

                               続く

 

志あるリー ダーのための「寺子屋」塾トップページへ